Stomps
Maxon OD-808 (RC4558P)
レイセオンのRC4558Pオペアンプを使用したMaxon OD-808。ダイナミックレンジが広いと言われており、歪みは確かにJD4558Dと比べてマイルドな印象。
Maxon OD-808 (JD4558D)
JD4558Dオペアンプを使用したOD-808。適度なミッドブースト・オーバードライブサウンドで、美味しいところでコンプレッションしてくれる、頼れるペダル。’53 Fender Deluxe Ampとの組み合わせは最強。ガチのロックンロールサウンドが得られる。新井里美「Friday Night Show」はすべてこの組み合わせ。
British Pedal Company MKI Tone Bender
Jeff BeckやMick Ronsonの使用で有名な60年代の英国製ファズペダル「Tone Bender mk1」のリイシュー版。オリジナルの開発者Gary Hurst氏の監修を受けているらしい。心臓部といえるトランジスタの構成1x OC75 + 2x 2G381が特徴的で、mk2以降の3xOC75とは明らかに異なる。実際mk2と2.5をmk1と一緒に試奏する機会に恵まれたのだが、mk2とmk2.5はピンと来ず。mk1一択でした。まあJeff BeckがBlow By Blow辺りまでちょいちょい使ってたわけだからそりゃあ好みだよね、という話。Vox AC-30やFender Twin Ampとの組み合わせ、Mesa Road Kingのクランチチャンネルとの組み合わせも最高。ただしコンプレッサーが入っていないようで、超爆音。
MXR Micro Amp
リイシューではなく1980年頃のオリジナル。いわゆるブースターで、audioworkshopでは最近Maxon OD-808と同時に使用することが多い。要するに王道のブースター的な利用方法で、ソロの時や音を前に出したい時にOD-808ONから更にMicro AmpをONにする。ビンテージのOD-808には今時のブースターよりMicro Ampの方が周波数帯域が狭いもの同士相性がいい。
DOD Overdrive Preamp 250
「イングヴェイのオーバードライブ」として有名なグレー版。確かにガッツリとディストーションに近い感じで歪みながら、プレゼンスがやたらきつくなったりしないのでStratocaster + Marshallとの組み合わせにいいのだろうなという理解。ガリがひどくなってきたので要メンテナンス。
Fulltone Octafuzz
初期型のFulltone Octafuzz。オクターバー+ファズなので、歪ませると高域は大きく落ち込む。極端な音質変化なので使いどころは限られるが、はまればとても「らしい」サウンドが得られる。
Bogner Wessex
アンプビルダーとして有名なBognerのストンプ。ヘッドアンプやコンソールの巨人、Rupert Neveが設計した特注トランスがウリ。今時のペダルらしく、まだ当たり所がわからない。今後機会を見ていい使い方を見つけていきたい。
Tech 21 Sans Amp Classic
定番中の定番だが、出力レベルがライン対応だったのは最近知った。オールアナログのアンプシミュレーターという理解でいいと思う。ギターには練習の時くらいしか使っていなかったが、ベースはつい最近までベースアンプ代わりに使用していた。使用頻度は減ってもいいシミュレーター。
Korg SDD-3000 Pedal
ラックディレイとしてLexiconやRolandと並んで人気だったSDD-3000がストンプ化!しかも最近のKorgさんは決まったロット分しか出さずすぐ廃番になる!ということで購入。デカいが、外観もステキ。何というかこういうゴツい機材が好きらしい。Fulltone Tube Tape Echoもそうだが、バッファーアンプ・・・というか実質ブースターとして使うと美味しい音になる。若い頃音出す音の線が細くて、何でだろうと思っていたけど、LexiconのPCM-41とかこのSDD-3000、Echoplexは結局ディレイオフの時もこれでゲインを稼いで音を太くしていたんだな、と最近気づく。遅いですか?済みません。
Strymon Mobius
DSPストンプのメーカーとして有名なStrymonのモジュレーション系マルチエフェクト。ただ、一度に一つのエフェクトしか呼び出せない。今時の曲に今時のギターとアンプを使うならこっちの方がいいのではないかというくらい完成度は高い。購入の動機はもうロータリースピーカーシミュレーターとオートスウェル(オートバイオリン奏法)がついているから。でも他も優秀。後はどうプリセットを呼び出すか考えなきゃ。
Ross Phaser
70年代のRoss Phaser。今のところMXR Phaser90とこれがギターにはベスト。RossのPhaserと言えばRichard Teeのローズ演奏でもお馴染みなので、ケースバイケースでReampしてこれを通す。割とガッツリ効果がかかる印象。
MXR Phase 100 (Script)
初期型ScriptモデルのPhase100。Phase45/90と異なり位相幅も設定できる。かかり方は随分Phase90と異なる。RossとPhase90の中間くらい。
Vox 846
Voxの846ワウペダル。1960年代モノだそうだ。音はいいのだが、オーバードライブペダルと組み合わせるとノイズが異様に目立つので、「ドラゴンボール 天下一武道会などでクリーンサウンドで使用していた。最近またガリノイズがひどくなってきたのでポッド洗浄が必要な状態。
Fulltone CLYDE Deluxe Wah
Morley Bad Horsie 2と並んで現在メインで使用しているワウペダル。ガリが出ない、ノイズが少ない、レベル調整できる、割とおいしい音がするなど、主に実用面からVox系の音が欲しい時に使用中。こういう可動部が繊細なストンプは今時のモダン・ビンテージ製品の方が使いやすいです。
Sho-Bud Volume Pedal
ハワイアン・スティールペダルで有名なSho-budのボリュームペダル。Larry Carltonの使用で有名。再発版を新品で購入した。面積が大きいのでかさばるが、その分プレイしやすい。見た目も含めて一番好きなボリュームペダル。
Dan Armstrong Orange Squeezer
音叉ロゴの時代のもの。Lee RitnerがGentle Thoughts時代に335と組み合わせて使用していたのでお馴染み。Fender系には工夫しないと利用できないので、audioworkshopでももっぱら335専用になっている。コンプレッサーという話だが、多くの人が述べている通り、今の感覚だとブースターに近い。内部つまみでもう少し調整しようと考えている。