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テイルズオブオーケストラコンサートにお呼ばれしてきました

今年も年の瀬ですね。2015年12月9日に行われた「20th Anniversary テイルズ オブ オーケストラコンサート」にテイルズオブイノセンス 無印/Rの作曲者としてお呼ばれしたので行ってきました。といっても招待客としてですよ。すごいいい席(2F1列目のど真ん中。音響的には一番いい場所ですね)をご用意頂き、感謝感激でした。サムネイル画像はその席から開演前の会場を撮影したものです。

驚いたのはお客様の数で、うろ覚えながら東京国際フォーラム・ホールAって3,500名入るんですってね。これが大入り満員でした。中村はご招待客なので、開演を待ちわびるお客様に心の中で「抜け駆けごめんなさい」って思いながら下の写真の招待者受付から先に入らせて頂きました。

主催はワーナーミュージック・ジャパンで、栗田博文指揮、東京フィルハーモニー交響楽団を中心に、曲によってゲストさんが登場しました。

中村が担当したテイルズオブイノセンスからは2曲、「悪夢の終わり、されど未だ夢の途中」と「その歩み、止まることなく」というセレクト画面とフィールド探索時のBGMという地味な(笑)楽曲が選ばれ、生オーケストラのメドレーで演奏されました。なんと休憩直前の締め曲でした。他の方の曲と方向性が違うからかしら(笑)。これが元になっている(はずの)オリジナルサウンドトラック。TALES OF INNOCENCE Original Soundtrack Another Innocence (Amazonリンク)

 

なんせ東フィルに自分の曲を演奏してもらうなど、いい加減作家稼業の長い中村にとっても、初めての経験だったので、これはもう素直に嬉しかったですね。あちらは百戦錬磨、日本有数の楽団ですから当たり前なんですけど、うまい。地味な曲が(笑)ちゃんと生オケの迫力ある楽曲として成立している。ホールの音響も(いいお席ということもあって)非常によかったですしね。桜庭さんや椎名くんの楽曲もとても素敵なアレンジでしたよ。ああ、生オケ演奏でライブでやるとこれくらい躍動感が出て響きがよくなるのね、と思いました。

一方で、自分のミックスを思い出して「ああ、この楽器の重ね方でいいのか」とか「この定位でこの聞こえ方でいいのね」とか確認しているとこが職業病全開です。これはもう作家引退するまで治らない病ですね(笑)。

今回ご招待くださったバンダイナムコ関係者の皆様、ご招待頂き、本当にありがとうございました。お陰様でとても楽しい時間を過ごすことができました。

ということで、せっかくなので上記サントラよりずっといい音で追加曲も入っているのにサントラが出ていないテイルズ オブ イノセンスR(PS Vita版)の戦闘曲をファンの方がまとめてくださっているニコ動をご紹介しておきますね。こちらは最後のKOKIAさんの楽曲以外、すべて中村作編曲(例によって楽器演奏、ミックスまで全部中村が担当)になっております。ご笑覧ください。

テイルズ オブ イノセンス自体についてはまた機会があれば書こうと思います。あ、遅かったので、最近よく行く近所のビストロで一人で祝杯上げましたよ。このワインが大変美味しかったです(^^ )

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