Host Applications
Avid
メインDAWは1990年代後半から変わらずProTools。当時は確かナムコでProTools TDM 2.xが最初だった記憶。その後延々とアップグレードを続け、現在はProTools HD 12.8.3を利用中。EuControlはiPad Pro 10.5のProTools|ControlでProToolsをナビゲートするために使用。InputモニタもiPadから切り替えられるのが利用している決め手。今後Cubaseでも利用するつもり。Xpand IIはメロとベースラインを決めるのに意外とよく使う。AIR Instruments Bundleはmini Grandのみアイデア出しの時たまに使う。Additional Value Contentは昔よく使っていたReverb OneやReVibeなどを含めたAvid謹製の有料ソフトウェア。こちらも今となってはほとんど利用しない。
- EuControl
- Xpand II
- AIR Effects Bundle
- AIR Instruments Bundle
- Additional Value Content
Vienna Symphonic Library
オケものの制作で一番よく使うVienna Symphonic Libraryのオーケストラサンプル。近年はVienna Ensemble ProでMIR Proを用い、オーケストラホールの音がシミュレーションできるようになったので、これを必ず使うようになった。Sample Modelingのブラスセクションにも用いている。また、VST/AUでしか動作しない音源をロードする用途でも用いる。
- Vienna Ensemble Pro 6
- Vienna Instruments Pro2
- Vienna MIR Pro (Room Pack 1-5)
- Vienna Symphonic Library
Steinberg
90年代後半〜00年代くらいまでは、Apple (Emagic)LogicでMIDI入力、ProToolsでオーディオ制作と分担していたのが、この10年くらいProToolsだけで完結するようになった。一方で、最近になってまたau/VSTのみ対応でAAX非対応の音源が増えてきて、au/VSTホストのDAWが必要になってきたので、敢えてLogic Pro Xではなく、Steinberg Cubaseを試している。だんだん使えるようにはなってきているが、今後の使用頻度はむしろProToolsのMIDI機能がどれくらい上がるかにも寄ると考えている。WaveLab Elementsは現在メインの波形編集ソフト。サラウンドは効果音を作成せずProToolsなどで完結するので、ステレオまでしか対応しないElementsで十分。
- Cubase Pro 9.5
- WaveLab Elements 9.5
Audio Processors
Soundtoys
WaveMechanicsとしてPure Pitchをリリースした最初期からのユーザーで、Pitch Blenderは非常に高い頻度でギター録音に使用されていた。現在でもギターに「卓でかけるエフェクター」として鉄板の地位を確保し、ギターやベース、シンセサイザーやキーボードの「エフェクター」としての出番が多い。「全部入り」を所有しているのは、WavesとこのSoundtoysだけ。WavesやSonnoxが「ミキシングエンジニアのツール」であるのに対し、どちらかというと「楽器にかけるエフェクター」としての色合いが強く、バッティングしない。ギターにかけるMicro Shift、Primal Tap、Tremolator、ドラムループなどにかけるDevil-Loc DeluxeやDecapitator、Radiator、音響系でBPMに合わせてかけるFilterFreakと使用頻度はWavesについで高い。最近リリースされたLittle Plateがこれまたプレートリバーブとしては出色の出来。これでSound Grid対応すればリアルタイム録音時にもかけれて最高なのだが。
- Soundtoys 5
Virtual Instruments
Synthogy
「劇伴作家はみんな使ってる」と言われるSynthogy社のIvory。当然audioworkshopでもメインのアコースティック・ピアノ音源として大活躍している。一部を除きピアノはほぼこの音源。拡張音源ライブラリも多数購入している。そろそろアップライトピアノ音源を購入したいところ。音がいいのは元々Kurzweilのエンジニアで、K250(!)の開発にも関わったJoe IerardiとGeorge Taylorが、それだけでも十分なのに更にその後クラシック・ピアノCDのマスタリングで更に鍛えられた無双モードで設立したメーカーだから。全体的にクールな音なので、暖かい音が欲しい時は別の音源を使うが、結局ここのピアノを使うことが圧倒的に多い。ピアノ単体として一番好きなのはIvory II Italian Grand。Fazioliのダークで深みのある音がしっかり再現されている。
- Ivory II Grand Pianos
- Ivory II Italian Grand
- Ivory II American Concert D
Toontrack
元々はFxpansionのBFDの方を頻繁に利用していたが、v2.0になってから俄然Superior Drummer 2.0の使用頻度が上がった。現在完全な生ドラムシミュレートはSuperior 2.0一択。理由はデータバウンスすると「こぼれ音」が全トラックに混入され、実際の生ドラム録音と同じくこぼれ音入りのトラックが得られるから。ライブラリもv2までのSDX Expansionsライブラリはすべて所有していて、曲調に応じて使い分けている。v1のライブラリも引き続き所有。MIDIグルーブも多数所有していて、必要に応じて利用している。近日Superior Drummerは3.0にアップグレード予定。
- Superior Drummer 2.0
- SDX Expansions(除くRock Foundry)
- MIDI Packs(一部)
- EZDrummer 1.0
- Latin & Percussion
FXPansion
FXPansionの製品も最初期のDR008から使用している。ドラム音源としてBFD1の頃非常によく利用したが、音をきれいにまとめるためか、負荷の問題か、キックとドラム以外にこぼれ音が入っていないのと、Eldrado Studioで収録したBFD1のライブラリが最高、それ以降のライブラリがピンとこないのが理由で、Toontrackの頻度が圧倒的に増している。一方で、Roli Seaboard Rise 49と組み合わせたStrobe 2が非常によかったり、Geist 2が結局サンプリングベースのソフトウェア・ドラムマシンとしては現時点でベストだったりするので、この辺を今後積極的に利用していきたい。とは言え、BFDの頻度が減っても凄くいいメーカーの一つ。
- BFD 3
- BFD Expansions(一部)
- Geist 2
- Geist Expanders(一部)
- Strobe 2
- Synth Expanders(一部)
- DCAM Synth Squad
UVI
なんとなく使う機会がなかったUVIだが、往年の名機のソフトウェア音源化を行うようになってから俄然興味の湧くタイトルを出すようになり、Darklight IIxを入手。オルガン音源として優秀だと思ったのでRetro Organsも購入、しかしその後出たRetro Organ Suiteがもっとよく、更にその後見つけたAcoustic Samples社のB-5 OrgansというUVI Workstationライブラリが本当に最高で、今後これを上回るオルガンサンプルが見つかるまではB-5をreampしてビンテージアンプからマイク録音して使おうと思っている。B-5はB-3だけでなく、C-3やLeslie 122以外のアンプも用意されているのが素敵。
- Darklight IIx
- Digital Synsations
- Retro Organ Suite
- Retro Organs
- B-5 Organ V2 (by Acoustic Samples)
Waves Audio ltd.
最近「どうした?」というくらいバーチャル音源をリリースしているWavesだが、Electric Piano 88やElectric Piano 200はボディ部分に物理モデリングを使用しているのか、ガチの「ドライなRhodesやWurlitzerの音」がする。以前はKompleteに収録されているVintage Keys(Scarbeeが制作。Scarbeeブランドも初期からユーザーだった)一択だったのだが、明らかにサンプルのみを利用したエレピ音源と異なる質感が得られるので、今後積極的に使っていこうと思っている。ピアノ音源のGrand Rhapsody Piano(こちらもFazioli)もエンジニアのYoad Nevoが録音を行っており、ポピュラー系のピアノならSynthogyより温かみがあっていいので、最近使い始めている。
- Mercury
EastWest
EastWestは日本で恐らく初めてサンプルCDなるものが販売され始めた頃の人気製品で、同社サンプルCD第一弾となったBob Clearmountain Drums1からの古参ユーザーでもある。その後Kontakt音源であるStormdrumなど、シネマティックな曲調で多いに活用したが、最近使用頻度は減っている。とは言え、RaやSilkといったエスニック楽器音源は他になかなかない中東や中国の楽器が収録されているので、曲想によって重宝している。
- EastWest Ra
- EastWest Silk
- EastWest Stormdrum 2
- EastWest Symphonic Choirs
- その他Kontakt/Giga Sampler/CD音源多数所有